おしゃまんべ温泉郷(函館本線:長万部駅)

オシャ、マンベ

「かにめし」「もりそば」で有名だった長万部駅。(現在は駅での販売はありません)
かつて、特急列車に客室乗務員が乘っていた頃は、事前に予約をしておくと同駅で駅弁を積み込み、座席まで持ってきていただけました。
また、同駅は渡島半島最北部、内浦湾(噴火湾)の奥側に位置した函館本線(山線)の札幌~函館間のほぼ中間地点。室蘭本線と分岐する駅で、昔は鉄道のまちとも言われていました。

本題とあんまり関係ありませんが、町の北側に「キュウシ・バッタリ川」という恐ろしい名前の川が流れているのですが、地図上にその名はあるものの川名の看板はないそうなので、まだ踏み入れたことはありません。さらに本題と関係ありませんが、喜劇俳優の故・由利徹さんのギャグ「オシャ、マンベ」で知名度が全国区になったと言われています。今となっては昔話でしょうか…。

さて、かつての鉄道の要衝である長万部駅の裏手には、温泉旅館が立ち並ぶ「おしゃまんべ温泉郷」があります。
広い構内をまたぐ中央跨線橋(人道橋)を渡るのが近道で、徒歩約10分でたどり着きます。
(中央跨線橋は、北海道新幹線の工事のため2022年3月末で通行止となりました。(その後撤去)現在は回り込むように線路を渡り、徒歩で15分程度)

長万部駅前に立つ温泉旅館の案内看板

近道となるこ線橋を案内する看板

跨線橋からの眺望。撮り鉄ポイントなのも頷けます。

お宿は7軒

おしゃまんべ温泉郷には、7軒の温泉宿があります。いずれも日帰り入浴可能で、おそらく全ての宿で「源泉かけ流し」の温泉を提供されています。
このおしゃまんべ温泉郷の湯は、個人が偶然ガスを掘り当てたその後、ガスの試掘時にガスと一緒に温泉が噴出したことが始まりとのこと。
この点は、石油の採掘時に温泉が噴出した最北の温泉郷「豊富(とよとみ)温泉」と似ています。

今回は「ホテル四国屋」にて日帰り入浴をさせていただきましたが、豊富温泉ほどではないもののほのかに石油臭がしました。(豊富温泉のような油は浮いていません)
泉質は「ナトリウム塩化物泉」で、源泉の温度が50℃近くあることから、湯上りはかなりポカポカして湯冷めのしにくい温泉でした。

■営業時間/各施設で異なる。
■ 料 金 /各施設で異なる。(大人 400~500円)
■アクセス
 函館本線・室蘭本線「長万部駅」(徒歩約15分)
 函館バス310系統「学習文化センター」(徒歩約2分)

長万部温泉街

湯上りは

長万部駅に併設された「おしゃまんべ観光案内所」では、主に町内で生産された商品が販売されていますが、湯上りには川瀬チーズ工房のジェラートはいかがでしょうか?
長万部ミルク、いちごミルク、フレッシュチーズなどの6種類があり、季節によって種類が入れ替わるそうですよ。
今回は、基本的?なミルクをいただきましたが、後から冷静に考えるとチーズ工房なのだから、フレッシュチーズが良かったのかなぁ。

☆川瀬チーズ工房 フェイスブックページ
https://www.facebook.com/kawasecheese/

練りながら食べるのが良いですねぇ。

駅から徒歩5分くらいで海へ。晴れていれば駒ヶ岳とかが見えるはず。

多目的活動センター「あつまんべ」。

ホームに滑り込む「特急北斗号」(キハ261系)。

道内の駅から徒歩約10分以内で行ける温泉リスト「ほっこり駅近の湯」コチラ

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