ふらのラテール 万華の湯(富良野線:西中駅)
十勝岳連峰を眺めながら
北海道第2の都市旭川と、テレビドラマ「北の国から」の舞台となった富良野を結ぶ富良野線。
旭川から富良野に向かって、ゆるやかで美しい丘が広がる美瑛を過ぎてさらに進んだところにあるのが、中富良野町の「西中駅」。
一部止まらない列車もありますので要注意。(宿泊者には、中富良野駅から無料送迎バスあり(要予約))
ここから十勝岳連峰に向かって歩き、国道を右に曲がると見えてくるのがスパ&リゾート「ふらのラテール」。(駅から徒歩約8分)
こちらのホテルの中にあるのが、「万華の湯(ばんかのゆ)」です。
ゴールドアワード受賞
ふらのラテールは、数々の賞を受賞されています。
・楽天トラベルアワード受賞(5年連続)、日本の宿アワード受賞(4年連続)
・2022年、楽天トラベルゴールドアワード受賞
15種類もある湯船と和風・洋風の大浴場
「万華の湯」の最大の特徴は、洞窟風呂やスターダストスパなどの志向を凝らした15種類もの湯船があり、この湯船が和風・洋風2つの大浴場に配置されていること。そして、この大浴場は日替わりで男女が入れ替わります。
2つの大浴場
- 和風大浴場(11種類) 高温・低温・水風呂、露天風呂、檜風呂、洞窟風呂、壺風呂、打たせ湯、バイブラバス、寝湯、加湿ハーブサウナ
- 洋風大浴場(10種類) 高温・低温・水風呂、露天風呂、ジャグジーバス、スターダストスパ、壺風呂、ミルキーバス、雲海風呂、加湿ハーブサウナ
- 「高温・低温・水」「露天」「壺」「サウナ」は両方にあり
さらにすごいのが、充実のアメニティ。シャンプー、コンディショナーはもちろん、洗顔フォームや馬油保湿クリーム、酒粕パック(女性限定)、ヘアーリキッド(男性限定)など、合計で18種もあります。
源泉の温度は41.8℃と絶妙な温度。泉質はナトリウム・カルシウム─塩化物泉(含塩化土類 ─ 食塩泉)となっています。
営業時間・料金等
■住 所 空知郡中富良野町東1線北18号
■営業時間 10:00~22:00(受付終了 21:00)
※敷地内に無料の温泉足湯「ぽぷり」の湯もあります。
■料 金(バスタオル・タオル付)
大 人(13歳以上) 980円
子ども(4歳~12歳)500円
■アクセス 富良野線「西中駅」から徒歩約8分
■ホームページ https://www.f-laterre.com/
お食事も山並みを見ながら
2Fにあるのが、無料休憩所兼お食事処の「華花(はなはな)」。
一部の席は、十勝岳連峰に向いており、山々と田園の雄大な風景を眺めながらお食事を愉しむことができます。
メニューは、ご飯類は中華丼などの丼ものやしょうが焼き定食にカレーライス、麺類はラーメンや焼きそばに加えて、丼と麺のお得なセットメニューや生ビールとおつまみのセットもあります。
■営業時間 11:30~15:00/17:00~20:30
(無料休憩所は10:00~21:00)
見どころも足をのばして
フラノマルシェ
大浴場で思いっきり足をのばした後は、少し足をのばしてお隣富良野市にも行ってみましょう。
市街地中心部にあるのが「フラノマルシェ」。カフェや農産物直売所など、18店舗がコンパクトにまとまっており、富良野市と同市周辺の味覚をまるっと楽しむことができます。
例えば、 「Domaine Raison」は、中富良野町で栽培されたぶどうで作られたワイン、 Lav berry」は、富良野産野菜を使ったスムージー、「おむすび処 にぎりまんま」では富良野産米を使ったおむすびなどが提供されています。
また、富良野市最大の農産物直売所「ファーマーズマーケットオガール」では、富良野でとれた農産物や農産加工品を販売、「富良野物産センター アルジャン」では、定番のふらのワインから工芸品まで取り揃えており、お土産もバッチリです。
■営業時間 10:00~18:00(夏季は19:00まで)
※一部のお店は営業時間が異なります。
☆公式ページ
https://marche.furano.jp/
白金青い池
富良野とは逆方向ですが、美瑛町にある白金青い池。美瑛川をさかのぼるように白金温泉に向かっていくと、そのちょっと手前にあります。
青色というよりは絵の具の水色のように輝く水面。その水面から枯れたカラマツが伸びるという、美しく少し不思議な感じさえもする風景を堪能することができます。
※美瑛駅から道北バス(39・42番)「白金青い池入口」下車。
☆公式ページ
https://www.biei-hokkaido.jp/ja/sightseeing/shirogane-blue-pond/
幌舞駅(幾寅駅)
高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地で、富良野市からさらに南に位置する「南富良野町」にあります。
映画では、幾寅駅が終着駅の幌舞駅となり、駅長の健さんがホームで列車の発着を見守るシーンが印象的でした。
味のある木造駅舎からホームにあがる階段があることなどが、ロケ地として選ばれた理由とのことです。
なお、根室本線の一部区間は水害により被災し、現在は東鹿越~新得間で列車代行バスが運行されています。
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