森林公園温泉 きよら(函館本線:森林公園駅)

札幌市内でモール温泉!?

200万人都市・札幌市内でモール温泉が愉しめるということをご存じでしたでしょうか?
モール温泉とは、泥炭か湧出した植物性成分を多く含む温泉で、黒っぽい色をしたお湯が特徴です。
札幌近郊ですと、北広島市に竹山高原温泉がありますが、森林公園温泉 きよらは札幌市厚別区にあります。
札幌駅から函館本線・江別方面に向かって4駅目。森林公園駅の東口から徒歩8分で到着。ここで十勝川温泉などで有名なあの黒いお湯に入ることができます。

泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(旧泉質名:含食塩-重曹泉)で、加温はされているものの加水はされておらず、加温については環境に優しい天然ガスを利用されています。きよらには、露天風呂もありますし、家族風呂(非予約制)が10室もあるのもすごいです。
そして、やきそば・炒飯・パスタなどの軽食メニューも充実しています。近隣には飲食店が少ないので小腹がすいているときにもいいですね。

 

営業時間・料金等

■住  所 札幌市厚別区厚別東4条7丁目1-1

■営業時間(年中無休)
 公衆浴場 11:00~24:00 / 受付 23:30まで

 家族風呂(全10室)
 【平日】 14:00~翌1:00 / 受付 24:00まで
 【土日祝】 12:00~翌1:00 / 受付 24:00まで

■料  金
 大人(12歳以上)490円 
 小人(6~12歳未満)150円
 幼児(5歳以下) 80円

■アクセス
 JR函館本線「森林公園駅」(東口)徒歩8分
 中央バス(白35・白38)「小野幌神社」、ジェイ・アール北海道バス(新28)「小野幌神社前」(徒歩2分)
 ジェイ・アール北海道バス(新22・新26・新27・新29など)・夕鉄バス「厚別東4条4丁目」(徒歩3分)

森林公園温泉 きよらの正面入口

散策スポットで古きと新しきを知る

きよらの少し東側には、札幌市、江別市、北広島市にまたがる「野幌森林公園」があり自然豊かな環境が広がっている一方、バスで約10分の新さっぽろ駅周辺には、交通機関と商業施設が集積する一大ターミナルを形成しています。散策すると、北海道の昔と今を合わせて見ることができそうですね。

百年記念塔

北海道開拓100年を記念して1970年に建てられた「百年記念塔」。その高さは100m。野幌森林公園にそびえたつ独特なフォルムは、札幌市内各方面からも見ることができます。平面的に見ると六角形を呈しており、その形は雪の結晶を表しているそうです。
また、建設費の約半分は道民の寄付により賄われ、親しまれている「百年記念塔」ですが、老朽化が著しいとのことで残念ながら解体が決定しました。
既に解体工事が始まっていますので、この姿を見らえれるのもあとわずか。解体後はオブジェが残るそうですが、今のうちにこの雄姿を目に焼き付けておきましょう。
後述の「北海道博物館・開拓の村」へ向かう道と同じ道を歩いていくと、森林公園温泉きよらから約15分です。

百年記念塔

北海道立総合博物館

北海道開拓の村や北海道博物館等からなる「北海道立総合博物館」。百年記念塔と同じく野幌森林公園内に位置し、どちらも年間10万人以上が訪れる人気施設です。
 
【開拓の村】
開拓の村は、札幌ドーム約10個分の広さを持つ敷地に、道内各地にあった開拓時代の建物を当時の雰囲気を醸し出しながら展示している施設です。
村内は、入口から始まる市街地群と、それを取り囲むように山村群、農村群、漁村群に分かれており、市街地群には各種機関や商店等が、農村群には農家住宅や倉などが並び、集落を形成しています。
村の入口は、昭和27年まで使用されていた旧札幌停車場で、村の奥にある旧ソーケシュオマベツ駅逓所まで、馬車鉄道(馬鉄)が走っています(冬季は馬ソリ)ので、乗りながら開拓時代に思いを馳せてみるのもよいのではないでしょうか。
また、開拓の村食堂では、さっぽろ味噌ラーメンなど、北海道にちなんだメニューが並び、その中には素朴な味わいが人気の郷土料理「いももち」も。
いももちを簡単に説明しますと、じゃがいもを何らかの方法で柔らかくして片栗粉をまぶし、団子にしたものをバターなどで焼いたものです。(各地・各家庭の味があります)
食堂でも食べられるほか、お土産用として冷凍のいももちもあります。

入村料・開村日等

■入 村 料  一般 800円(北海道博物館とのお得な共通入場券:一般 1,200円)

■開村時間・休村日/5月〜9月 9:00〜17:00(入場16:30まで) 無休
         10月〜4月 9:00〜16:30(入場16:00まで)
  
■休村日   月曜日(祝日・振替休日の場合は、翌日) 12/29〜1/3 休村
      ※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開村
      https://www.kaitaku.or.jp/

開拓の村村内を行く馬鉄

北海道博物館

北海道博物館(愛称:森のちゃれんが)は2015年にオープンし、それまであった北海道開拓記念館などが統合されてできた施設です。
「北海道らしさの秘密」など、北海道の歴史をたどる5つのテーマで構成された総合展示では、120万年前から現代に至るまでを数多くの展示物によって学ぶことができます。また、クローズアップ展示では2~4か月の期間限定で、新たに収集した資料や特に貴重な資料を用いた展示が行われ、個別に掘り下げて理解を深めることができます。
1階グランドホールには、オリジナルグッズやお土産等を販売しているミュージアムショップとコーヒーやパンなどのメニューがあるミュージアム・カフェがあります。

入場料・開館時間等

■入場料  一般 600円(海道開拓の村とのお得な共通入場券:一般1,200円)

■開館時間  5月〜9月 9:30〜17:00 10月〜4月 9:30〜16:30
       ※閉館時間の30分前までにお入りください。
 
■休館日 毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)、
年末年始(12月29日〜1月3日)  ※臨時休館あり

https://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/

 どちらも森林公園温泉きよらから徒歩約20分。(北海道開拓の村~北海道博物館間は徒歩約10分)

新さっぽろ 空中歩廊「アクティブリンク」

地下鉄東西線の東端「新さっぽろ」駅。JR千歳線の全ての列車が停車する「新札幌」駅とバスターミナルが結節する、札幌市内屈指のターミナル駅です。
かつては、新札幌副都心とも呼ばれていたこともありましたが、現在「新さっぽろ駅周辺地区」大規模複合開発プロジェクトが進んでおります。
駅の東側にあるI街区は、医療機関などが集積するライフゾーンとなっておりますが、タワーマンションや商業施設等を結ぶ空中歩廊「アクティブリンク」がユニークです。
この「アクティブリンク」は、道路中央の上空を円の中心とし各施設の2階を楕円形の歩行者専用通路で結んだもので、雨や雪などを気にせずに駅とを行き来することができます。

☆新さっぽろG・I街区開発
https://www.daiwahouse.co.jp/mansion/ad/hokkaido/shin_sapporo_naming/
 
きよらからは、「厚別東4条4丁目」からジェイ・アール北海道バス、夕鉄バスで約10分

アクティブリンク

道内の駅から徒歩約10分以内で行ける温泉リスト「ほっこり駅近の湯」コチラ

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