「本日異常なし」。高倉健さん扮する佐藤乙松駅長が毎日日報(ひのほ)に記した文字・・・。

私に高倉健さんを語る資格は全くないのですが、北海道を舞台にした数々の名作に出演された健さんを偲んで、映画「鉄道員(ぽっぽや)」(1999年夏公開)のロケ地となった“幾寅駅”をちょっとご紹介します。

臨時急行「石勝高原号」

幌舞駅(幾寅駅)停車中の臨時急行「石勝高原号」


駅周辺の写真は、2001年の冬に運行された臨時急行「石勝高原号」。(運行区間:札幌~新夕張~新得~幾寅~旭川~札幌)にて、立ち寄った際のものです。今はなき急行型気動車(キハ56+27)で、快速「ミッドナイト」で用いられていた“カーペットカー”が連結されていました。
快速ミッドナイト用車両

快速ミッドナイトで使用されていた車両

幌舞駅(幾寅駅)駅舎

ホーム側から見た駅舎

「幾寅駅」は、根室本線の駅で南富良野町にあり、現在、上下合わせて15本の列車が停まります。
ホームと駅舎の間に、階段があることがロケ地として選ばれた理由の一つで、ロケ中は健さんが駅から通学する高校生を見送ったこともあったそうです。(映画パンフレットより)

腕木式信号機

「しゅっぱぁつ、しぃんこうおォー」が聞こえてきそうなホームから腕木式信号機を望む。


「鉄道員(ぽっぽや)」では、北海道の栄枯盛衰も描かれ、廃線、過疎、自分が子ども頃元気だった町々、そして、炭鉱や林業など、人々にたくさんの夢や希望が満ちあふれていたであろうことを想起させました。

撮影用の時刻表

原作よりも若干本数が多い設定。


現在、幾寅駅内に献花台が設けられているとのことで、多くの方々が訪れているそうですが、実直な駅長の姿は、健さんそのものだったような気がします。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

「鉄道員(ぽっぽや)」のパンフレット

「鉄道員(ぽっぽや)」のパンフレットの表紙

☆JR幾寅駅-南富良野町商工会
http://www.minami-furano.jp/event-kankou/poppoya.htm

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