11/27に行われたシンポジウムの参加報告第4弾「改正都市再生特別措置法について」です。(第1弾(基調講演①)、第2弾(基調講演②)、第3弾(説明会)) 

資料の表紙

改正再生都市再生特措法の説明の流れ

 最後は、「改正都市再生特別措置法」についてです。

 「公共交通に関するシンポジウムで同措置法の説明とはなんぞや」と思われるかもしれませんが、こちらも公共交通に密接に関わってくる内容でした。この背景として日本の“人口減少”があげられます。

人口予測

“右肩下がり”の人口予測

 高度成長期は、“虫食い状”に都市が拡がる(スプロール現象)のを抑えるようにしてきましたが、これからは放っておくと空き家が増え、各地域で虫食い状に住宅が点在しかねません…。(逆スプロール現象!?)
 そうなると、上下水道、道路等のインフラ維持(積雪地では除雪)の面で、行政コストが嵩みますし、公共交通も「利用者が減少」 → 「運行本数の減少」 → 「廃止」と、不便な場所(交通空白地帯)がどんどん増えていく可能性が危惧されています。

目指すまちづくりのイメージ

特措法で目指すところのまちのイメージ


 かといって、「コンパクトシティ化のために、住民のみなさんに強制的に移転してもらうような話ではない」とのことで、小さな“拠点ごと”にできるだけ集約して住んでもらい(居住誘導)、途中に農地などを挟むなどしながら、生活サービスの集まる地域(都市機能)とを結ぶような方向を進めていきたいそうです。

コンパクトシティのイメージ

大都市の課題と目指すコンパクトシティのイメージ?


 「拠点をお団子」に、「公共交通を串」に見立てた富山市のまちづくり「お団子と串」理論が有名ですよね。
この措置法では「公共交通を軸としたまちづくり」が重要な要素の一つとなっています。
(文責:松本)

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