秩父別温泉ゆう&ゆ (留萌本線:秩父別駅)
日替わりで2つの湯が楽しめる公共の宿
2026年春に廃止となる日本一短い本線とも称される留萌本線(深川-石狩沼田14.4km)。深川駅から2駅目、味のある佇まいの秩父別駅から平らな道を歩くこと約7分。「秩父別温泉ゆう&ゆ」は、秩父別町開基百年を記念する塔がそびえる近くにあります。(道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」内)
宿泊施設も併設された大きな外観で、大浴場はフロントから奥まった場所にあります。こちらの施設では、「黄金の湯」(単純温泉)と「シルクの湯」(ナトリウムー塩化物泉)の2つの浴室があり、男女・日替わりとなっています。(この日は、黄金の湯でした)黄金の湯には、特注の陶器でできた黄金の壺風呂やジャグジー、シルクの湯には微細な空気の泡を含んでいるその名も「シルク風呂」があるなど、泉質以外にも楽しめる違いがあります。
ご当地グルメも食べられる!
館内のレストラン「はまなす」では、休憩コーナーへのテイクアウト方式で、ラーメンや丼ものなどの定番メニューのほか、ご当地グルメ「緑のナポリタン」(ミドナポ)を食することができます。このミドナポは、町内で生産量の多いブロッコリーをパスタに練り込んだ平打ち麺、ソースに同町産トマトジュース「あかずきんちゃん」を使用した、歯ごたえと程よい酸味が感じられる逸品です。ミドナポはキッチンハウス小島さんなど、町内の飲食店でも食べることができます。
営業時間・料金等
■住 所 雨竜郡秩父別町2085番地
■定 休 日 なし
■営業時間 日帰り 9:00〜22:00
■料 金 大人 500円、子ども 250円
■アクセス 留萌本線「秩父別駅」から徒歩7分
空知中央バス(沼田線)「ちっぷゆう&ゆ入口」、道北バス・沿岸バス(56系統)「秩父別1丁目」から徒歩5分
■公 式 H P http://chipsk.jp/yuuyu/
こどもたちも楽しい!ちっくる
「ゆう&ゆ」から西へ徒歩2分程のところに、こども屋内遊戯場 キッズスクエア「ちっくる」という施設があります。この施設には、大型遊具ネットやウォールクライミングやチューブスライダーなどがあり、子どもたちがワクワク遊べること間違いなしの施設です。お子さんがいらっしゃる方は、ゆう&ゆと共に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
アクセス等
■利用対象者 幼児~小学生(保護者)
■住 所 雨竜郡秩父別町1264番地1(2条1丁目) ベルパークちっぷべつ内
■開 場 時 間 9:00~17:00(7~8月は18:00まで)
■休 場 日 ・毎月第4月曜日(但し、祝祭日の場合は祝祭日の翌日)
・年末年始(12/30日~1/3)
■利 用 料 金 無料
終着・石狩沼田でガンプラ発見!
秩父別駅からさらに2駅進むと終着の「石狩沼田駅」。かつては3番線まであって、札幌・旭川から直通の急行や石炭列車も走っていました。沼田町は毎年8月下旬に開催される「夜高あんどん祭り」(北海道三大あんどん祭り)や雪の利活用などでも有名な町です。
なかなかコンパクトな町なので、駅から数分歩くだけでもいろいろなお店や施設にたどり着くことができますが、まさかこんなところで!?というお店を発見しました。(笑)
店内の至るところに、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)が展示されているカフェ「Chapter」さんです。埼玉県出身でガンプラ好きのマスターがオープンさせたお店で、マッサージ店としても使われ元々協会だった建物を自前で改装されたとのこと。店内では、黙々とガンプラ作りに勤しむお客様がチラホラ。展示されているガンプラの多くはお客さんが持ち込まれたものとのことでした。もちろん、ガンプラを作らずともトーストなどの軽食を楽しむことができます。筆者は食後ということもあって、程よい酸味のある雪室貯蔵「雪町コーヒー」(400円)をいただきました。
なお、マスターはサラリーマンと兼業されているため、営業は主に土日のみとなっています。(5月中頃までリニューアル休業予定)
アクセス等
■住 所 雨竜郡沼田町南1条2丁目7-7
■営業時間 要確認
■アクセス 留萌本線「石狩沼田駅」から徒歩5分 空知中央バス「厚生クリニック」から徒歩3分
■公式X https://x.com/wingw0lf
留萌本線は、2026年4月1日廃止(同年3月31日をもって営業終了)になります。
ほっこり駅近の湯 https://www.yourun.net/link/st-spa/