【参加報告】第11回くらしの足をみんなで考える全国フォーラム2022②
セッション2 デジタルポスターセッション
くらしの足を確保するための取組を紹介しませんか?
<司会進行>大野悠貴氏(弘前大学客員研究員/モビリティプロモーション代表)
バスぷら博士こと大野悠貴氏が、ラジオの公開録音さながらに各地の取組を紹介したデジタルポスターセッションでは、12の事例が紹介されました。その中から独断で3事例をご紹介します。
①大分交通株式会社/LINEを活用した空港バスのスマート決済
LINEを使ったシステムを自社構築。回数券が余ったら誰かにあげることをヒントに、LINEに「あげる」ボタンを設置。プレゼント機能として、親が帰省する子どもにプレゼントするなどの事例が増えているそうです。
②J:COM株式会社/社内営業車相乗りの取り組みについて
配車センター並みの部署を設け、外回り社員の送迎を元社員がドライバーとなって相乗りする仕組みを構築。事故の減少、社員の負担軽減のほか、ドライバーが現職社員の相談相手になっているなどの効果もあるそうです。
③株式会社NOAA /もっと自由に行きたい所に行く方法(車いすと意識しない電動車いす)の普及
「ジョイカート」はバスにも乗車できる折りたたみ式の電動カートです。日本人は、シャイで近所の目を気にするとともに、車いすの遊び目的の利用をためらいがちなので開発したとのこと。乗車の実演も行われ、小回りの利くコンパクトぶりを披露されました。
発表者一覧(発表順)
・松江市交通局/一子どもから高齢者まで一松江市交通局の全世代に向けた利用促進の取り組み
・国際興業株式会社/飯能地区における地域旅客運送サービス継続事業-路線バス事業者自らが受け皿となるケースー
・大分交通株式会社/LINEを活用した空港バスのスマート決済
・株式会社電脳交通/新しい地域交通の実装
・株式会社システムオリジン/遠隔点呼の可能性について考えてみました
・一般社団法人子育てタクシー協会/子育て家庭に移動支援はどうあるべきかー全国調査結果から地方に即した施策提言をタクシー視点からも考えてみよう-
・J:COM株式会社/社内営業車相乗りの取り組みについて
・株式会社NOAA /もっと自由に行きたい所に行く方法(車いすと意識しない電動車いす)の普及
・横浜市都市整備局都市交通課/日常生活を支える持続可能な地域交通 の実現
・一般社団法人グローカル交流推進機構/「地域に合った移動の仕組み作り」等の助成事業から見えてきたもの-トヨタ・モビリティ基金(TMF)のチャレンジを通して-
・綾西みんなの足/楽しいおでかけと暮らしの足をつくる綾西みんなの足/楽しいおでかけと暮らしの足をつくる綾西みんなの足
#くらしの足