【1日目】
10月24~25日、今年も東洋大学白山キャンパス(東京都文京区)において、「暮らしの足をみんなで考える全国フォーラム」が熱く開催されました。初日の夜、東京に木枯らし第1号が吹いたのですが、冷房が必要なほど「移動の問題」を本気で考える人たちの熱気で包まれておりました。

不覚にも個人的トラブルで、セミナー&リレートークの途中から参加することになりましたが、会場に入ったとたん、「ちんちこちんと言うんで~」(!?)と、元気なおっちゃんの大声が聞こえてきて、一瞬耳を疑ってしまいましたが、名古屋弁で“激熱”の意だそうです。(笑)

リレートークの一コマ

ちんちこちんはいいけど、キカンシカタル(聞かんし語る)という病に注意!


岐阜県のコミュニティタクシーの運行に関してのお話だったのですが、とにもかくにも、新しいことに挑戦するときは、“ちんちこちん”な人がいないとダメだという力のこもったお話でした。

続いてのワークショップでは、「住民・自治体・交通事業者~三方よしの作り方」をテーマに討議。参加者の所属や地域をバランスよくブレンドされたテーブルでは、年齢層も幅広く、お互いに新鮮な意見を聞くことができたようです。
私がいたテーブルは、事業者1名、学生3名、行政1名、NPO1名(私)、ファシリテーターはコンサルタントの方だったのですが、ある学生さんから「必ず、どんな人にも公共交通を確保しなくてはいけないものでしょうか?」という疑問が出されました。そうなんです、いつもワンサイドで「どんなところにも公共交通が必要」というのは、確かに無理があります。そういう意味では、乗合型公共交通を確保する地域とそうでない地域を線引きしておく必要があるのかもしれないと思いました。

ワークショップの様子

所属・地域・年齢も様々なメンバーによるワークショップ

その一方で、中山間都市においては、人口が希薄でも通院・買い物等にどうしても移動手段が必要な人たちがいるのも事実です。事業者さんからは、「調査で、バスのある便に1日0.5人しか乗っていないとわかったとしても、もしその人が通院に利用しているとしたら、安易に廃止できない」という現場の生の声をお聞きしました。
「三方よし≒三方一両損」でいけるのか、やはりどこかに無理が偏らないと暮らしの足を維持できないのではないか、この辺りのバランスはなかなか難しいところです。

そして、学食で行われたリーズナブルな懇親会(会費2,000円!)では、フォーラム内ではなかなか言えないストレートな話も聞くことができるとともに、普段お会いすることができない方々とも情報交換することができました。特に、私が北海道から参加していることもあって、最近のJR北海道に関することに話題が集中しました。

学生スタッフの労をねぎらう参加者一同への返礼の様子

多くの学生スタッフの力により成り立っております。(懇親会にて)

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